今時、サクラしかいない出会い系サイトで「66億円」も荒稼ぎしていた・・・少々、信じられないこのニュースを見た時は本当にビックリした。
しかし、このニュースの動画を見ると私は納得した。「フライヤーズスクエア」である。今から10年以上前から同じ様な詐欺出会い系サイトで稼ぎ続けていた会社であるからだ。
三浦哲雄。この名前を出会い系サイトなどで眼にした事がある人も多いだろう。どうやら今回の逮捕はLINEの商標をパクって無料系のチャットサイトとして出会い系サイトを運営していたようだ。恐らくだが、そのLINE出会い系を使った男をフライヤーズスクエアお得意のサクラバイトによるピンポイントな詐欺で会員から金を搾り取ったと推測する。
千葉県警は、広告企画制作会社「㈱フライヤーズスクエア」(本店 豊島区池袋1-1-7)の三浦哲雄社長ら8人を、商標法違反容疑で逮捕した。
関係者によると、三浦容疑者は無料通信アプリ「LINE(ライン)」の商標に似せたロゴを使ってサイトを開設し利用者を出会い系サイトに集め不正に会員登録費を得ていたという。
三浦容疑者ら3人は「身に覚えがない」などと容疑を否認しているという。
私は思う。詐欺行為と言うのは余りにも簡単に金が稼げるのだろう。恐らくこの三浦と言う男も最初は小金を稼ぐ程度にサクラ出会い系を運営していたのだろう。しかし、余りにも莫大に金が稼げるようになり、徐々に歯止めが利かなくなる。
警察の取調べに対して三浦を中心とする容疑者達は「身に覚えが無い」などと供述しているようだが、彼等は日本の警察を甘く見過ぎている。こんな馬鹿げた言い訳が通用する訳が無いし、警察は確実にフライヤーズスクエアが詐欺を行っている証拠を掴んで逮捕したのだろうから、反抗などすれば詐欺だけで無く、様々な追加逮捕を用意しているに違いない。
しかし、このフライヤーズスクエアと言う会社は不思議な会社である。三浦は恐らく雇われ社長な筈だ。前に「山田ボイス」と言う2ちゃんでの祭りが起きたのだが、この山田ボイスもフライヤーズスクエア関連会社だった筈だ。
その時に三浦哲雄の文字は見る事が無かった。つまり、三浦哲雄は後からフライヤーズスクエアの社長となった筈である。という事は、このフライヤーズスクエアと言う会社には実質的な会社オーナーがいる事になる筈。
しかし、今回そのオーナーらしき人物に操作のメスが入ったとの情報は一切無い。66億円の巨大詐欺事件を起して雇われ社長だけ逮捕なんてのはどう考えても不自然な話では無いだろうか?
政界や警察などと結び付きのある人物がオーナーなのか?それとも外国人?考えれば考える程、このフライヤーズスクエアの出会い詐欺事件の逮捕劇は闇が深い事件に思える。