カンパニー松尾氏が監督するテレクラキャノンボールは皆さん見ただろうか?まだ見てない方やキャノンボール自体を知らない人は直ぐにでも見た方が良いぞ。この映画はカンヌで入賞しても良いレベルの名作だからな。
そもそもカンパニー松尾氏と言うのは昔からAV監督として活躍していた。その作風は他のAVとは一線を画する。知っているか?ハメ撮りのAVを日本に広めたのはカンパニー松尾氏だ。
もし、彼がAV業界にいなかったら恐らくAV業界自体がここまで発展していなかったからな。
そしてカンパニー松尾氏はテレクラナンパ師のカリスマだ。1980年代のテレクラ早取り時代から既に活躍していたらしい。そして実はテレクラキャノンボールは彼の以前の作品の新作なのだ。
彼が大好きなバイクで東北地方まで爆走して、地方のローカルテレクラでナンパ対決をして撮影すると言う狂った内容。しかし、見てみると分かるのだがテレクラキャノンボールは確実にガチなドキュメンタリー作品だ。
テレクラで出会った女達の闇の部分を見事に描写して、泣きあり、笑ありの作品に仕上げている。
俺はこの作品を見た後、何とも言えない虚しさを覚えた。それは作品に対してじゃない。自分の糞つまらない人生に対してだ。
俺は彼の真似でも構わないから旅に出る事を決意した。俺はバイクの免許を持っていないから愛車のカローラで全国のテレクラを巡り、彼の様にはいかないから、スマホで動画撮影しようと思う。
間違いなくこれを達成すれば、俺の人生が変わると思う。
人生にはやらなくてはならない時が数回あると思っている。そして今回は間違い無くその一回にカウントされる筈だ。これを乗り越えれは俺は覚醒する。
テレクラマスターへの昇格だ。